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【越中屋弥左衛門の ぼっち旅(お城・遺跡・名所・旧跡巡り紹介)】第8話 京都・北野天満宮の骨董市と猿芸(2018年10月25日)

ブラブラ日帰り旅日記-お城・遺跡・名所・旧跡巡り紹介-

はじめに

人に人生あり、土地に歴史あり

これは年金暮らしの越中屋弥左衛門が天気の良い日に、あちこちの関心のある場所を気ままに訪ねた時の旅行記である。「特別の計画を立てない」、「日帰り」、「車を使わない」という三原則があるだけである。日帰りとなると、愛知県の三河に住んでいるので行く場所も限られる。しかし、この三原則もしばしば、破られることがある。それは弥左衛門が実家のある越中に帰省した時などである。たった三つの原則さえ守らないし、ましてや朝起きて天気が悪かったら、即中止となる。それくらい、いいかげんなブラブラ旅だということを御理解頂きたい。

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京都・北野天満宮の骨董市と猿芸

今回はコロナが流行る前に訪問した京都天満宮の骨董市を紹介します。

弥左衛門は骨董市が好きで、東海地方や実家のある富山県の骨董市を探して訪問してきた。そこで気に入った置物や古本・古書を見つけると買って、家で眺めるのが趣味である。

今回は京都の友人から規模が大変大きいと聞いていた北野天満宮の骨董市を日帰りで訪ねた。名古屋から京都駅まで名神高速バスで移動した。高速バスは安くて便利である。ここの骨董市は友人から聞いていたとおり、なるほど地方の骨董市とは、規模と並べられているものの質が違う。

さすが古都・京都である。北野天満宮の境内をはみ出して周辺の道路まで店があふれていた。骨董だけでなく、個人が作成した布ものや工作物も売っていた。欲しいものが一杯あったが、欲望を押さえて下の自転車の細工物だけを買った。

広い会場を一通り見て回った後、財布と相談して印象に残っていたので買ったのがこの作品である。

ミニチュア自転車

ゴムタイヤ、チェーン、スポークなども上手く作られていて、その手仕事の工夫に感動した。寸法を説明するとタイヤ径15センチ、全長40センチ、全高25センチである。

 

猿 芸

ひととおり境内をぐるぐる見ていた時に、途中で若い女の子が猿芸を始めようと準備していたので少し見ていくことにした。

弥左衛門は猿だけでなくサーカスの動物芸や曲芸が好きでロシアのボリショイ・サーカスなどが日本に来た時も見にいった。またロシア極東のウラジオストックに10ヵ月間語学留学していた時も二回サーカスを見に行った。

ウラジオストックには常設のサーカス劇場があり、毎日ではないがいつもサーカスが見られた。ロシアでは動物芸と言えば、熊、トラ、馬そして猫などである。特にウラジオでは蒙古系団員による馬の集団曲芸が印象に残っている。十頭以上の馬が、あまり広くない円形舞台を、アクロバットしながら馬を操るサーカス団員と走り回る。いかにも蒙古草原の曲芸のようであった。

ロシアでは猿はいないのでその芸の伝統はない。若い女の子が、猿と寝起きを共にして頑張っているのに感動したので見終わってカンパをはずんだ。

(2021年2月1日記)

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