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【越中屋弥左衛門のぼっち旅 国内編(お城・遺跡・名所・旧跡巡り紹介)】第12話 西尾市岩瀬文庫の本祭り(2023年10月28~29日開催)

ブラブラ日帰り旅日記-お城・遺跡・名所・旧跡巡り紹介-

越中屋弥左衛門のぼっち旅(国内編)

<第12話>
西尾市岩瀬文庫の本祭り
(2023年10月28日~10月29日開催)

岩瀬文庫正面

西尾市岩瀬文庫の本祭りが、久し振りにコロナ依然と同じように行われることになったので、午前中に出かけることにした。天気も快晴で気持良い朝であった。ここの古本市は地元愛知の地方史関係の本が安く手に入るのでありがたい。また本だけでなく、各地の博物館が開催した展示会パンフなども販売していたりするので楽しい。

開催時間に合わせて10時過ぎに現地に到着すると既に、近くの駐車場は満杯で遠くの臨時駐車場に行くよう誘導された。

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岩瀬文庫本祭り

当日のスケジュール

「古本市」以外にもいろんな催しものをやっている。岩瀬文庫だけでなく、隣接する図書館も会場となっていた。

 

古本販売コーナー

 

旧岩瀬文庫本館

正面奥の立派なレンガ造りの建物が旧岩瀬文庫本館で、岩瀬(いわせ)弥助(やすけ)の集めた蔵書が保管されてきた。今は空調もきちんとした新館で保存されている。弥助は肥料商で財を成し、36歳(明治36年)から昭和5年に死ぬまで、こつこつと江戸時代の本を中心に収集した。

 

屋台・キッチンカー

チョコレートたこ焼き

 

当日撮影した雰囲気が分かる動画。

 

弥左衛門も昼近くになると腹がすいてきたので、食べたことが無い「チョコレートたこ焼き」

というものを買って食べた。普通の「たこ焼き」の表面にチョコレートを塗布したもので、まあまあ、これもありかなという感じであった。何でも固定観念にとらわれず挑戦する精神が良いので試食した。またチョコレートは弥左衛門の好物のひとつである

西尾市立図書館

西尾市立図書館

同じ敷地内にある西尾市立図書館でも、いろんな催し物がなされていた。この写真には写っていないが、左側に子供館があり、そこでは壊れたオモチャの修理をボランティアの人がやっていた。弥左衛門が現役で会社にいた頃から、このオモチャ修理の活動はここ西尾や刈谷などトヨタ系労働者が多い地域で活発である。

また入口近くのテントでは木でオモチャをつくるイ

 

漫画 岩瀬弥助物語

今年、5月に発売されたばかりの「西尾岩瀬文庫創設者・岩瀬弥助」の生涯を描いた漫画本である。弥助の生涯に関しては岩瀬文庫内部にも紹介されているので、当然あらましは知っていたが、漫画で読むのも面白いと思い、これを買った。

いろんな岩瀬文庫の発行物を紹介・展示している喫茶コーナーでこれを買った。この喫茶コーナーはゆったりしているので良い。弥助の生涯と岩瀬文庫を愛する地元の人びとの熱意がよく伝わってくる良い漫画である。中学生ぐらいからの地方史入門書としても適していると思う。

この本以外に弥左衛門は屋外のテント内古本屋で「特別展 日本の地図 古地図にみる文化史」(1983年、昭和58年、名古屋市博物館)と「軍装操典 第137号」(2019年、令和元年、全日本軍装研究会)を買った。ペラペラめくってみると、特に興味をもったのは、「日本の地図」パンフに、弥左衛門の出身地である富山県の奈良時代の墾田図が掲載されていたことである。また「軍装操典」にはテレビの「鑑定団」でおなじみの澤田 平氏が寄稿しており、火縄銃だけでなく和時計なども紹介していた

(2023年11月22日 記)

 

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