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5月1日出版 著書「習近平 社会帝国主義的軍事党治 国家の根源を問う」のご紹介

出版物

5月1日に新著である「習近平 社会帝国主義的軍事党治 国家の根源を問う」を出版します。

先に出版した、エッセンス改訂版 毛沢東「夜と謀略の皇帝」詳細年譜は、毛沢東の日々の活動と生活を詳細に記録した年表でした。当然、そのときは主要人物の紹介・中国の社会状況・参考文献などについても必要な限り詳細に述べるつもりでしたが、あまりにも大部なものになることがわかったため、この時準備した原稿を元に、毛沢東以後の中国社会の展開を最近の習近平路線との絡みで論じたというのが今回出版する「習近平 社会帝国主義的軍事党治 国家の根源を問う」になります。

それ故、戦後団塊世代の筆者の本書執筆の動機と問題意識は前著「毛沢東年譜」と基本的に同じになります。即ち、毛沢東が打ち立てた「個人崇拝・独裁」「中共一党支配」「幹部粛清」「金と腐敗」などの「偉大な伝統」が如何に現在の習近平政権に引き継がれており、それが「中国社会の根強い半封建的伝統」から生じているのかを解明しています。

現在の中国指導部は口では「社会主義云々」を標榜しながらその実際の行動は極めて「帝国主義的」であり、そして国際的規範に基づく「法治」ではなく軍事力で国内外を支配しようとしているといえ、さらには中国共産党という政党による独裁的「党治国家」であるといえます。

同時にそれは、中国的伝統を基盤にした半封建的色彩を帯びていることもまた確かです。2000 年頃までは「中国は社会主義国か?」などといった議論も日本の学者の中で少しはありましたが、今ではこのような論説は影を潜めました。

これ故、筆者は現代中国社会を「社会帝国主義的党治国家」と基礎づけ、今回出版する「習近平 社会帝国主義的軍事党治 国家の根源を問う」で、今の中国の半封建的で金権的色彩を帯びた「社会帝国主義的軍事党治国家」の本質を少しでも理解できるように心掛けました。

中国問題の専門家でもない筆者の管見を認識しながらも中学時代から 60 年近く、中国社会にずっと関心を持ってきた一人の日本人の見解だと思って目を通して頂ければ幸いです。

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内容紹介(目次)

購入方法

もし興味のある方は、以下のリンク先からアマゾンより購入可能です。

著者紹介

著者紹介
金 田 堅 三(かなだ けんそう)
1948 年(昭和 23 年)富山県氷見市生まれ
1967 年(昭和 42 年)名古屋工業大学合成化学科入学
1972 年(昭和 47 年)東京工業大学大学院入学
1974 年(昭和 49 年)愛知県の大手自動車部品メーカーに入社、生産技術、研究開発部門に
38 年間勤務
2012 年(平成 24 年)定年退職

著書
〇「【増補版】我が紛争!1968 年名古屋工業大学 不正入試事件を発端とした民主化運動の記録」
(2020 年 7 月 20 日)
〇「今日の中国情勢の底流がわかる『夜と謀略の皇帝』実像毛沢東年譜」(2020 年 11 月 30 日)
〇「50 音引き・総画数順 日本語の漢字と発音で覚える韓国語重要漢字 9000 字」(2021 年8月9日)
〇《ある戦後生まれ》の戦争論 北ボルネオ戦跡紀行 / 横井庄一軍曹と小野田寛郎少尉(2021 年 10 月 4 日)
〇【エッセンス改訂版】毛沢東 「夜と謀略の皇帝」詳細年譜(2022 年6月6日) 以上すべて発行所はデザインエッグ㈱、発売はアマゾン

現在の主な関心は科学技術史・技術論、言語学、歴史、自称、年金ライター(年金生活を送りながら好きなことを書いている)。ブログ開設中で「ケンゾウラボ」(https://kenzolabo.work/)で検索。

メールアドレス:kenzolabo@hotmail.co.jp

メールなどによるご意見ご感想もお待ちしております。

 

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